アグリハブは、一歩先のことをサラリと取り組んでくれる存在。 安全管理の意識が向上し、より本質的な経営課題に向き合えるように。
久田 眞司
さん
にインタビューしてきました!
Profile
久田 眞司
課題:
- ・ 少量多品目の野菜生産に適したシステムを導入したい
- ・ 生産履歴の情報をタイムラグなく直売所に連携したい
- ・ 営農する上での安全管理を強化したい
営農の状況について教えてください。
家族経営の兼業農家で、水稲2町、白菜1町8反のほか、夏野菜やキャビアライム・サルナシなどの果実の生産を行っています。夏に水稲を作付けした田んぼで、秋から冬にかけて白菜を栽培するという二毛作です。労働力は家族4名ですが、私含めそれぞれ兼業しているため実質的には1名ぐらいです。肥培管理は私1名で行っており、繁忙期(定植・収穫時期)には臨時の雇用もしています。生産物は地元の大規模直売所「美菜恋来屋」のほか、JAあわじ島、JAの子会社の「アグリアイランド」にも出荷しています。
アグリハブの導入状況をお聞かせください。
生産履歴は以前から紙ベースで記録をつけてきましたが、前職の「美菜恋来屋」でアグリハブの導入にかかわったことから、私自身も農家としてアグリハブを使うようになりました。少量生産の品目を含めると15種類以上の作物を栽培していますが、それらすべての生産履歴をアグリハブに記録しています。また、農薬・肥料の使用履歴だけでなく、農薬・肥料の在庫状況、農業機械の使用履歴などについても、アグリハブで記録しています。さらに、美菜恋来屋への出荷の際は、アグリハブの画面上で出荷開始ボタンを押して、美菜恋来屋のPOSシステムに連携をしています。
美菜恋来屋でシステム導入を検討した当時、水稲に特化した生産管理システムをいくつか目にしました。それらのシステムと比較してアグリハブは、私たちのような二毛作・三毛作の少量多品目の農家もカバーできるという点で、淡路島の農業にとても相性が良いと感じます。
紙ベースでの記録・管理と比べて、アグリハブでの運用はどのような違いがありますか。
大きく変わったのは、農作業を行う現場で、次に実施する作業内容の確認を行うようになったことです。紙ベースでの記録・管理の場合でも本来は作業前に確認をするべきですが、雨や水で濡れる心配があり、辞書のような農薬使用基準を携帯することも難しいので、実態としては事後的に記帳することが中心になりがちでした。しかし、圃場の作業でもスマートフォンは持ち歩いているので、アグリハブでは作業する際に確認し、同時に記録もつけることができるようになりました。
アグリハブは、「自分が考えているより一歩先のことをサラリと取り組んでくれる」存在です。例えば、いま自分自身が持っている農薬の中から、農薬使用基準とこれまでの散布履歴に基づいて、使用可能でかつ効果が見込まれる農薬を自動で選定し、使用量と希釈の倍率も計算して表示してくれます。多品目の栽培の場合、細かい農薬の条件をすべて記憶し計算することは難しいのですが、アグリハブを使うことによってより正確に、手間なく対応できるようになりました。
また、昨年のデータを遡って確認することができるのも便利です。作物の生育状況の写真や草丈・葉幅・本葉の枚数などの情報を記録しておけるので、「昨年の病害虫はどうだったかな?」といった確認ができます。すぐに情報を引き出せることが、不用意な農薬・肥料の使用を防ぎ、技術の向上に繋がっています。
生産履歴の情報をタイムラグなく直売所に連携。
アグリハブクラウドとの連携で変わったことはありますか。
アグリハブで日頃から作業の記録をつけていれば、出荷開始ボタンを押すだけで追加の作業が不要になったのが大きな変化です。以前は紙で生産履歴を提出していたので、遅くても出荷前日の午前中までに台帳を提出し、スタッフの方の確認を受ける必要がありました。アグリハブでは出荷可否を自動で判別してくれるので、このようなタイムラグがなく、当日朝4:20までにボタンを押せばその日の出荷も可能です。
アグリハブの運用を通じて、安全管理の意識が向上。
技術や味の向上など、より本質的な経営課題に向き合えるように。
アグリハブの導入で変わったことはありますか。
まずは、安全管理の意識が変わりました。アグリハブでは農薬や肥料を基準に則って適切に使用していることが常に確認できるので、出荷先や健康福祉事務所(旧保健所)など外部から生産履歴の提出を求められた場合にも難なく回答できます。さらに、GAP向けの機能をオンにすると、機械の事前の点検、風の状態、時間、清掃などの確認項目が表示されるので、環境保全や労働安全上のリスクに対しても迅速に対応することができるようになりました。トレーサビリティが重要になりつつある時代に、品質の高い活動を行い、美菜恋来屋のような安全意識の高い出荷先に出荷できていることは、農家としてのプライドにも繋がっています。
また、農薬管理や生産履歴の記録にかけていた時間が浮いたことにより、その時間を味の向上や農業技術の向上など、より本質的なことに割り当てられるようになりました。さらに、アグリハブへの記録により、農薬や肥料、資材などの在庫管理や、実作業の時間、農業機械の運用コストの見える化ができ、数値に基づいた経営のための重要な一歩になりました。資材や機械は滅多に使わないにもかかわらず高額なものもあり、実際の使用・利用状況を把握することはとても重要なことだと考えています。
アグリハブのサポートはいかがでしょうか。
不明な点などがでてきたときはアグリハブのLINE窓口に連絡をするのですが、レスポンスがとても早く親切なため助かっています。代表の伊藤さんご自身が農家でもあるので、私たち農家の感じた課題を的確に認識していただき、改善をしてくれるという印象です。
お話ありがとうございました。最後に、今後、アグリハブに期待することがあればお教えください。
とても便利なツールなので、全国シェア40~50%が取れるように頑張って欲しいです。私自身も実際に使ってみて、一度使い始めるともう元には戻れないと感じています。ぜひ多くの方に使ってみていただき、便利さを体感してもらいたいです。
お客様からは、日々食べる食品の安全安心を求める声がますます高まっていると感じています。アグリハブにはぜひ、これからも日本の食の安全安心を支える役割を果たしていってほしいです。